NPOエコクリーン常総様の取り組み
生ごみの再利用をめざして
人が食べ物を食べて生きていく以上きってはなせない生ごみ問題ですが
大量の生ごみのそのほとんどを焼却処理しているのが現状です
生ごみの焼却には多くのエネルギーが必要なうえ
Co2も発生するため地球環境の為にも早急な対応が必要です
NPOエコクリーン常総様の常総環境センター生ごみ堆肥化施設では
そういった問題を少しでも解決し、継続可能な循環型社会の推進に貢献できるよう
ご協力していただける参加世帯を募り家庭の生ごみを使った堆肥を作ることで
ごみの焼却量の減少、資源化に取り組んでおられます。
常総環境センター生ごみ堆肥化施設について詳しく知りたい方はコチラ
生ごみ堆肥処理の悩み
家庭から出た生ごみを堆肥にすることに取り組んでおられる
エコクリーン常総様ですが、生ごみは含水率が非常に高く
約90%以上が水分だそうです
堆肥作りでは良い発酵を行うために
含水率の調整が不可欠であり
生ごみの高い含水率を調整する必要性があります
堆肥の含水率の調整には戻し堆肥やオガ粉などが用いられることが多いですが
地域で廃棄処分されていた籾殻も有効活用できないかと考え
収穫期に廃棄された籾殻を利用して
粉砕した籾殻も原料に混ぜて含水率の調整に利用しています
籾殻を堆肥に混ぜるために・・・
籾殻はそのままでは吸水性が悪いためとても発酵しにくく
バイオマス資源として注目されつつも、その利便性の悪さから
なかなか有効活用しきれずにいる資源です
しかし、粉砕した籾殻は表面の撥水性の高い層が壊れ
逆に吸水性・保水性に優れた資源になります
その効果に注目したエコクリーン常総様の生ごみ堆肥化施設では
当社のYS-CK400型もみダーを使い、籾殻を粉砕し
原料に混ぜることによって含水率を調整し良質な堆肥を作っておられます
籾殻粉砕について詳しく知りたい方はコチラ