新たな堆肥製造法と新型フィーダースクリーン
島根県にある堆肥製造業者様では、
山本式堆肥製造法という新しい堆肥製造方法を採られています。
山本式堆肥製造法の特徴を、シンプルに言うのであれば、
堆肥となる材料に、粗い木質チップを混ぜ込むというものです。
木質チップなので、徐々に粗いチップ自体も堆肥化していくのですが、
その分解速度は他の材料よりも遅いため、材料内部の通気性を高める効果が得られます。
通気性が高まれば、堆肥の材料に含まれる微生物の活動が
活発になり、より早く・より良い堆肥を作ることができます。
しかし、熟成が終わった堆肥の中にはまだ粗いチップが残されています。
そこで必要となる新しい形の選別機!
熟成した堆肥と粗いチップを分けるため、選別機を使用するのですが
従来の選別機は、選別機とはべつに定量供給機などが必要でした。
そのため、導入コストが高くなってしまったり、
乗り継ぎでの材料のロス、スペースの確保が問題でした。
(従来の選別装置の一例)
そこで、定量供給機と選別機が一緒になった新しいかたちの粒度選別機
YS-FD30型フィーダースクリーンを開発しました!
定量供給機と、選別機が一体になったことにより、
必要スペースが最小になり、乗り継ぎでの材料ロスがなくなりました。
フィーダースクリーン一台あればいいので、導入コストも低コストに抑えられます。
無駄の少ないサイクルが可能に!
そうして選別された粗いチップは、再び堆肥の材料に合わされ、循環されます。
選別の際、製品の規格外の粒度の大きい堆肥も一緒に選別できる上、
徐々に粗いチップも堆肥化するため、取り除く必要がなくとても効率が良いです。
フィーダースクリーンのカタログはコチラ
山本式堆肥製造法についてより詳しく聞きたい方はコチラもご参照下さい。
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